【イベント】第4回シンポジウム「とりくもう!トラウマインフォームド・ケア」(大阪)
2018.6.21
地域(みんな)で支える子どもの回復ネットワーク主催
第4回 シンポジウム「とりくもう!トラウマインフォームド・ケア」
子どもの行動や課題を“トラウマ”のレンズで見直してみる「トラウマインフォームド・ケア(TIC)」に関する阪大プロジェクト(TIC-CO)は、2年目を迎えました! 今年もTICの取り組みを支えていきます。
第4回シンポジウムでは、午前中に、「再トラウマ」を予防する「安全・安心な機関づくり」をベースとする“サンクチュアリモデル(Sanctuary Model)”を提唱したサンドラ・L・ブルーム博士(Bloom, S.L.)のレクチャー(日本語版)の解説を行います。昨年度とは別のテーマを扱いますので、ぜひお聞きください。
午後のシンポジウムでは、本邦の政策と大阪での子育て支援について、長年、子ども支援の政策立案のリーダーシップを厚生労働省でとられてきた山本麻里さん、西成においてMY TREEを実践し、長年大阪でさまざまな母子保健活動を展開されている伊藤悠子さんをお招きし、メンバーの村上による西成区での子育て支援の取り組みの紹介と合わせて議論していきたいと考えております。多くのご参加をお待ちしています!
日時・会場
2018年8月19日(日) 10時~16時
会場:豊中生活情報センター くらしかんイベントホール
https://www.city.toyonaka.osaka.jp/shisetsu/sonota/kurashikan/syozaiti.html
(豊中市北桜塚2丁目2番1号、阪急豊中駅から徒歩 約10分)
【プログラム】
≪午前の部(10:00~12:00)≫ 上映会と解説 ※本プロジェクトによる翻訳・日本語吹き替え
『トラウマの視点から支援を見直してみよう
~子どもが抱えるあらゆるニーズに応えるために~』 Part.2
講師:サンドラ・L・ブルーム(ドレクセル大学 准教授)
解説:酒井 佐枝子(大阪大学大学院連合小児発達学、プロジェクトメンバー)
≪午後の部(13:00~16:00)≫ シンポジウム 『子育て支援、現場から政策決定まで』
「最近の児童福祉法改正を踏まえた子ども家庭福祉の動向」
山本 麻里 (内閣官房内閣審議官(子ども家庭局併任)児童虐待防止等総合対策室長)
「厳罰化より回復ケアを ~内に潜む力への信頼~」
伊藤 悠子 (MY TREE実践者 子育て運動「えん」 看護師)
「西成における子育て支援の多職種連携について」
村上 靖彦 (大阪大学大学院人間科学研究科、プロジェクトメンバー)
【対象】 子どもの支援や教育に関心のある方 90名 (定員に達し次第、受付を終了します)
【申込方法】 TIC-COホームページ(http://csh-lab.com/tic/contact/) 申込みフォームからお申込み下さい。
※このプロジェクトは、「社会的養護で暮らす子どものトラウマインフォームドケア/システムの構築」に関する研究として運営しています(メンバー:野坂祐子・酒井佐枝子・村上靖彦:平成29-30年度大阪大学「知の共創プログラム」資金)。ワークショップの内容やみなさまのご意見等は、研究内容に反映させていきます。