Archive for 9月, 2017

【研修案内】知的障害児への性教育(10月22日:東京)

月曜日, 9月 11th, 2017

関西性教育研修セミナーで、北欧における性教育研修シリーズ
第2弾「スェーデンとフィンランドに学ぶ、知的障害児者への
性の教育と支援・専門家養成」と題する研修会を行います。

 

ご関心のある方、ぜひお越しください。

【第22回関西性教育研修セミナー 北欧における性教育(第2弾)】
スウェーデンとフィンランドに学ぶ、
知的障害児者への性の教育と支援・専門家養成

 

◆日時:2017年10月22日(日)午後1時-5時

 

◆会場:日本性教育協会(JASE)会議室

 

◆演者:シャーロッタ・ローフグレン-モーテンソン、
ティーナ・ヴィルポネン、土肥いつき(司会)他

 

◆参加費3000円(通訳つき)、定員30名(事前予約優先)

 

◆問い合わせ・事前申し込み先:kansaishy@gmail.com
*どなたでも参加していただけます。当日会場での参加申込も可。
ただし、席に限りがございますので、参加希望の方はできるだけ事前に、
①お名前、②ご所属、③連絡先を添えて、メールにてお申込み下さい。
手話通訳など、情報保障の必要な方は、10月8日までにご連絡ください。

 

2017年度の関西性教育研修セミナーのテーマは「北欧の性教育に学ぶ」。
第2弾となる今回(第22回)は、講演「スウェーデンにおける知的障害児者
への性の教育・支援」をメインに、「フィンランド・スタディツアー」(8月
実施)報告もする、という盛り沢山な内容で、関西を飛び出して東京で開催
します。

 

第1部(13:00?14:00)では、イントロダクションとして、野坂祐子(大阪
大学)と吉田博美(駒澤大学)が「ツアー」報告をします。ジェンダー・ギャ
ップが小さいことや「学力世界トップ」(PISA学力ランキング総合1位)で注目
されるフィンランド。セクスポ財団、国家教育委員会、ユースセンター、HIV関
連団体、国立衛生福祉研究所、LGBT支援組織などで学んだ性教育と若者支援、
教員・専門家研修について、現地の写真や講義スライドをふんだんに使ってご紹
介します。現地でお世話になったティーナ・ヴィルポネンさん(セクスポ財団)
にも、質疑応答に加わっていただきます。

 

第2部(14:00?16:00)「スウェーデンにおける知的障害児者への性教育・支援」
の講師は、社会福祉学/臨床性科学を専門とするシャーロッタ・ローフグレン-
モーテンソン教授(マルメ大学)です。ロッタの愛称で世界的に活躍しておられる
講師は、7-21歳の知的障害児者を対象としたカウンセリングと性教育に豊富な経験
と知識がおありです。スウェーデンにおける性教育全般、知的障害児者の教育・支援
における工夫についても、お話しいただく予定です。

 

第3部(16:00?17:00)は、参加者も交えた意見交流会。司会は土肥いつきさん
(セクシュアルマイノリティ教職員ネットワーク副代表)です。

 

日曜日の午後を一緒に楽しみましょう!

 

主催:関西性教育研修セミナー  企画:東優子(大阪府立大学)

【研修案内】性暴力サバイバーの声を聴く会(10月7日)

土曜日, 9月 2nd, 2017

性暴力の問題に取り組む「一般社団法人 もふもふネット」で実施
しているサバイバーのためのグループ「たぬきの会」のメンバーに
よるスピーチイベントが開催されます。

性的虐待やレイプ被害を受けた女性おふたりのお話を一緒にわかち
あいませんか?

支援に関わる方や同じような体験をもつ方など、ご関心のある方の
参加をお待ちしております(女性限定)。

 

 

『性暴力被害、それぞれの体験と回復の話』

◆日時:2017年10月7日(土)13:00~16:00 ※開場 12:45~

◆スピーカー:「たぬきの会」メンバー Yokoさん & KIYOMIさん
(聴き手:子どもの性の健康研究会主宰 野坂 祐子)

◆内容:おふたりの体験談を聴いたあと、感想のシェアリングを行います

◆対象:女性のみ、12名定員

◆受講料:2,000円

◆会場:一般社団法人もふもふネット オフィス(新大阪駅から5分)
https://mofumofunet.jimdo.com/

◆申込先:もふもふネット たぬきの会(当日は、仮名での参加もOKです)
tanukinokai2015@gmail.com

 

父親から性的虐待を受けること、そして、家庭でさまざまな暴力があるなかで育つとい
うことは、子どもにどのような影響をもたらすのでしょう。
また、成人後のレイプ被害のあと、生活や生き方はどんなふうに変わるのでしょう。

 

性暴力が、被害者に及ぼす影響の大きさは知られつつありますが、サバイバーの声はま
だ社会に広く届けられていないように思います。
「性被害を受けたらどうなるの?」「身近な人が性被害を受けたら、どうしたらいい?
」「よりよい支援を提供するために専門家が留意すべきことは?」――こんな疑問や関
心のある方に向けて、このたび、性暴力の女性サバイバーのグループである「たぬきの
会」では、メンバー2人によるスピーチ・イベントを行うことにしました。

 

性暴力についてもっと理解したい方、同じような体験をした女性の話を聴いてみたい方
、被害者のご家族の方、あるいは被害者支援の仕事に関わる方など、一緒におふたりの
体験談を分かち合ってみませんか?
スピーカーの希望により、参加者は「女性のみ」(事前申込制)といたします。

 

被害者の体験はさまざまです。回復の道すじも、人それぞれです。
そして、サバイバーを支えるためにできることが、もっとたくさんあるかもしれません。

 

みんなで性暴力被害について考える機会にできればと思っています。